【お気に入りの本紹介】可愛いままで年収1000万
こんにちゃぁ、半年に一度バーンアウトがやってくるしぐのです。
急にやる気メーターが0になって、何もかも放り出したくなるときがあるんです。何かしようとしても、エネルギーがなくて何もできないというとき。
そんなときは、いっそ部屋に引きこもって何もしないという選択もありだと思ってます。
こうした引きこもり期に、いつも手に取って元気をもらう本があります。
可愛いままで年収1000万
名古屋を拠点にワークライフスタイリストとして活動されている、宮本佳実さんの著書。自身の起業に至るまでの経緯、考え方や働き方の基準、お金との付き合い方などが主な内容。
普通のアパレル販売員で、ファッション誌を眺めることが何より大好きだった著者が、どうやって自分の好きなことを仕事にしてきたか、たくさんの人に価値を与えるためにどういう考えを以て生きてきたかが、ぎゅっと詰め込んで書かれています。
この本、タイトルだけ見ると、舐めとんのかってツッコミが飛んできそうだけど、ちょっと待って。
この軽さがいいんです!すばらしいんです!!
女性らしく、しなやかで、軽やかで、強く、美しい。そんな豊かな言葉のシャワーが、ほっといたらすぐネガティブに沈んでいく卑屈な私の気持ちをぐいっと引き上げてくれます。
書店で何気なく手にとって、何となく買って手元に置いておいた本なんですけど、気がつけば何度も何度も読み返していて、何度も何度も自分を振り返るきっかけを与えてくれる、お気に入りの一冊です。
「可愛いままで」っていうところが、この本の一番のコンセプトなんですけど、この可愛いままっていうのは、「自分らしく」とも言い換えられます。女の子はやっぱり可愛いが正義。でもあくまで自分らしく。自分らしい可愛いを見つけて、集めて、積み上げていった結果、キレイにもなれるし、豊かにもなれると。
これ、ほんと、正論。
自分軸の可愛いって、慣れないうちは油断するとすぐ見失っちゃうんですよね。だから何度でも見直して、自分の中に自分だけの確固たる可愛いを見出していかなくちゃいけない。自分の中に可愛いの軸ができると、流行が変わっても、自分らしいものを選べる気がする。
新しいものを取り入れても、自分の中の可愛いの軸はブレない。それがセンスを磨くってことだと思うし、それに自信がもてるようになったら最強だよね。
この本の中には、こうした自分軸の「可愛い」や「好き」を明確にできるワークも各章の終わりについていて、自分自身を振り返りながら読み進めていけるようになっています。ワークもこなしながら、通しで読み終わると、自然と自分の軸が見えてくる気がするし、自分の未来に勝手に期待できちゃう(笑)
わくわくするというのか、胸が沸くというのか。
そういう感覚を忘れてるとき、自分がどこに向かってるのかわからなくて迷子になっているとき、エネルギーがなくなってしまったとき、ふと手にとって読み返す。
あと、女性向けの自己啓発本って、なんか独特じゃないですか?
男性の方が書かれるものと違って、装丁がすでに可愛くて、キラキラしてて、表紙を眺めたり、パラパラ流し読みするだけでも気持ちが軽くなる気がします。
自分にプレッシャーをかけて無理に気持ちを持ち上げるのではなく、自然とふわふわっと浮いてくる感じ。
胸の沸くことは、自分の中にいつもあるのに、ついつい見失ってしまう。自分自身の本当にやりたいことや好きなことも、目の前のことにいっぱいいっぱいになってたら、それもすぐ曖昧になってしまう。それらをいつも思い出させてくれて、自信を取り戻させてくれる本です。